システム屋さん

私は2次請けのSIer(7年)⇒IT部門(0.5ヶ月)なので短くはない期間システムを作ってます。
前職ではずっと同じシステム担当で、今もそこまで変わらないところの担当です。なので言語も1つ。
保険のシステムなので、昔ながらのIBMメインフレームCOBOL

システムを作っていればプログラマ的なスキルもそれなりにつきそうなものですがそんなものはないと言ってよいと思います。
何せ新規のプログラムを自分でコーディングしたことないレベルですから。正直一からプログラムを書くとかできません。
私だけでなく何も見ずに一からCOBOLのプログラム作れる人はそんなに多くないと思います。
まずはコピペが基本です!!
今あるプログラムは元気に問題なく動いているわけですから安全です。金融は特にリスク嫌いますし。
メインフレーム畑でなければ事情は違うかもしれませんが。。。


そういう感じなのでシステムエンジニアを名乗ってはいましたが技術者かと言われると微妙なところです。
個人的にはエンジニアではなく「システム屋さん」というのが良い感じの言い回しかなと思ってます。
ユーザーとそこそこ話ができて、システムもそこそこ分かる人ぐらいの感覚です。


金融系のシステム部門や金融に強いSIerメインフレーム担当することが未だに半分ぐらいあります。
フィンテックやら新しいものを求めてその辺りに就職、転職しようと思ってる方はちょっとご注意を
正反対の20~30年前のシステム担当になる可能性もあります。
ただ、金融機関のIT部門は人で不足なところが多いのでSIerから金融機関への転職は思ってたよりすんなり行きました。
金融機関に行きたい方は一旦こちらの道に来るのもありかもしれません。

技術者として生きたい場合は、メインフレームを扱ってないようなところの方が望みが叶いやすいと思われます。
クライアント・サーバやらWEBやらはやりようはいくらでもありますが、メインフレームは個人所有とかありえないので自由にどうこうはムリです。
技術書とかほぼないので学ぶだけでも難易度が高い。
そんなこんなで望みが叶わないかと言うとそんなこともないと思いますが技術者として生きられる確率はそこまで高くないと思ってます。


私としてもなんとか技術者と大手を振って名乗れるように思案中です。
何かいい方法はないものか。